オリジナルって何だろう?個性って何だろう?イラストの仕事をしていると結構気になるこの言葉。クリエイター仲間と飲んでいても何かと話題にのぼります。個性とかオリジナルに関しての議論が始まると、喧々諤々色んな意見が飛び交ってスゴク面白い。
僕としては、色んな人の影響を受けながら、日々絵を描き続ける事で、少しずつ少しずつ心の中に降り積もっていくもの、自分の中で程よくシックリくるものをオリジナルと呼んでもいいのかなと楽観的に考えてます。その方が楽しいし(笑)。
2年前に一度、キャラクターを100人デザインしてみようと思い立ち(のりは100人組み手・・・B型なんで発想が安直なんです・・)、試してみてかなり愕然としました。表現力無さすぎ・・ワンパターンもいいとこ(汗)。そんで、あらためて色んな絵描きさんの画集とかフッション誌とか買ってきて勉強し直した事があります。あんまり身についてないけど・・・ウ〜。
そんなこんなでとりあえず、キャラクターデザイン100連発第二段(笑)始めます。僕のモットー、『やりたいトコからコツコツと』気合入れず頑張らず、僕だけのオリジナル目指してみます。
キャラクター100連発!の前に、ただ淡々とキャラクターデザインを進めていくのは何だか味気ないので、キャラクター達の住む世界を決めておきます。(最初にこれやっとくと僕的にイメージが湧きやすいので)
舞台は、南の海に浮かぶ小さな島々。時代は不明。南山、中山、北山の三つの国に分かれています。島のほとんどは魚たちが泳ぎまわる不思議な深い森に覆われていて、そこかしこに、古代文明の遺跡が残っています。そして僕はスケッチブック片手に旅をしながら、面白そうな奴を見つけては絵を描いているという設定です。
舞台のモデルは琉球と呼ばれていた頃の沖縄です。そして僕の愛する地元でもあります。と言っても特に沖縄を意識したデザインにはしないつもりです。元々海外貿易で栄えた国なので、多国籍風でいいかなと思っています(笑)
それでは、あらためて『キャラクターデザイン100連発!』スタート!